
そういった方のために、本記事ではおすすめの人気バトル漫画をご紹介します。
1,ワールドトリガー
ジャンプSQで現在連載されている葦原大介さんの作品です。現在は単行本が21巻まで出ています。
アニメ化もされていますよ。
あらすじ
人口28万人が暮らす都市・三門市に、ある日突然異次元への「門(ゲート)」が出現。門から現れた異世界の侵略者「近界民(ネイバー)」に襲撃され、街は戦火をうける。しかし、その場は界境防衛機関「ボーダー」によって救われた。近界民には、生体エネルギー「トリオン」の力で稼動する近界民が生んだ技術「トリガー」が唯一の対抗手段であり、ボーダーの主な武器となってる。そして約4年後の現在も、人々はボーダーに守られ日常を送る。ボーダー隊員・三雲修は、近界民・空閑遊真と運命的な出会いを果たす。修の勧めで遊真はボーダーに入隊し、二人は行動を共にする。
引用 ジャンプSQ https://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/worldtrigger/
主人公の三雲修(みくも おさむ)はトリオン能力の低い中学3年生。
この作品は、そんな彼が自身の無力さと葛藤しながら成長していく物語です。
近界民に抵抗する唯一の手段(武器)である「トリガー」を使用するには「トリオン」というエネルギーが必要。
しかし、「トリオン」を分泌する目に見えない臓器「トリオン器官」の成長年齢は20歳前後で止まります。
よって、戦闘員は中学生と高校生が主。20歳以上の戦闘員はあまりいません。
子どもが戦うシーンが多く、いろいろと考えさせられる作品だと思います。
また、バトル系漫画にしてはめずらしく流血表現がほとんどないです。
そのため、流血表現が苦手な方でバトル系漫画が読みたい方におすすめ。
逆に、流血表現があるバトル系漫画が読みたい!という方にはあまりおすすめしません。
2,マギ
週刊少年サンデーで連載されていた大高忍さんの作品です。
すでに完結しており、単行本は全37巻あります。アニメ化もされました。
あらすじ
第7迷宮「アモン」の周囲に広がる町・チーシャンに住む若者アリババは、御者のアルバイトをしながら「アモン」を攻略し大富豪になることを夢見ていたが、あと一歩を踏み出せずにいた。
そんなある日、彼は「ジンの金属器」を探して旅をしているという、謎の少年アラジンと出会う。彼の持つ笛に潜むウーゴくんの力を目の当たりにしたアリババは、アラジンに共同での迷宮攻略を持ち掛ける。
引用 ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/マギ_(漫画)
魔法あり剣ありのバトル漫画。千夜一夜物語』がモチーフにされています。
主人公アラジンが、アリババとの冒険を通じて自分自身や世界について知ってゆく物語。
この作品には、古代ローマ帝国など歴史を彷彿とさせる国々が登場します。
そのため、世界史が好きな方におすすめです。
また、強固な主従関係や国同士の戦争場面や利権争いのある漫画を好むという方にもおすすめです。
3,終わりのセラフ
ジャンプSQで連載されている、原作/鏡 貴也,漫画/山本ヤマト,コンテ構成/降矢大輔の作品です。
現在は単行本が20巻まで出ています。アニメ化もされました。
あらすじ
ある日突然、未知のウイルスにより世界は滅びた。生き残ったのは子供だけ。
そして、その子供たちは地の底より現れた、吸血鬼たちに支配された。
百夜優一郎は、家族同然の絆を持つ百夜ミカエラら孤児たちと、吸血鬼に血を捧げることで生きていた。
家畜同然の扱いに耐えかねた優一郎は、ミカエラや幼い孤児たちと共に、外の世界へと脱出を図るが……。
主人公の百夜優一郎が仲間と共に吸血鬼に復讐する、吸血鬼vs人間の和風ファンタジー物語。
この物語には、仲間との絆,仲間への思いが強く影響してきます。
刀や呪術による戦闘が好きな方におすすめです。
逆に、流血表現が苦手な方にはおすすめしません。かなり流血表現があります。
また、原作者により世界崩壊前の物語を描いた小説『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』(おわりのセラフ いちのせグレン じゅうろくさいのカタストロフィ)も刊行されています。
漫画化もされました。
あらすじ
人間世界滅亡前の最後の春。呪術組織「帝ノ月」の宗家である一瀬家の次期当主候補・一瀬グレンは、反目し合う呪術組織「帝ノ鬼」が牛耳る呪術師養成学校・第一渋谷高校に入学する。周囲はほぼ全て帝ノ鬼に組する敵という環境の中で、グレンは己の実力を隠して生徒や教師からの差別に耐えるが、帝ノ鬼の幹部クラスの子息である十条美十や五士典人、さらにはグレンがかつて幼い恋をした柊家の次期当主候補・柊真昼の許婚・柊深夜らはグレンに対し、関心を持つ。
その後、生徒同士の直接対峙により優劣を決める選抜術式試験の中、突如として第一渋谷高校は何者かに襲撃され、多数の死傷者が出る。襲撃を何とか切り抜けたグレンは、その背後で進行している帝ノ鬼と日本最大の呪術組織「百夜教」の争いを知る。
こちらは、恋愛×バトルの要素が強いです。
そのため、恋愛要素の入ったバトル漫画が好きという方におすすめです。
漫画版も出ていますが、個人的にはより深い描写がされている小説そのものをおすすめします。
また、この小説を読むとより「終わりのセラフ」の深い考察ができます。
後の物語である主人公百夜優一郎の漫画を読む前に読むことで、より作品を楽しめると思いますよ。
4,青の祓魔師
祓魔師と書いて「エクソシスト」と読みます。
ジャンプSQで連載されている加藤和恵さんの作品です。
現在は単行本が24巻出ています。アニメ化もされました。
あらすじ
主人公・奥村燐とその双子の弟・雪男は、神父・藤本獅郎に育てられ、修道院で暮らしていた。中学卒業から間もないある日、燐は「悪魔」の存在を知る。燐は悪魔の王「魔神(サタン)」が人間に産ませた息子であり、その力を継いでいた。祓魔師(エクソシスト)の獅郎は、この世界には人間の住む「物質界(アッシャー)」と悪魔の棲む「虚無界(ゲヘナ)」があること、悪魔は「物質界」の物質に憑依して人間に干渉してくることを告げる。
サタンは、獅郎に憑依することで燐の前に現れ、彼を「虚無界」へ連れ去ろうとする。燐は、獅郎から渡された、自らの悪魔の力を封印していた降魔剣「倶利伽羅」を抜く。そして、サタンの力である青い炎を解き放ち、かろうじて撃退に成功する。だが、サタンに体を乗っ取られた獅郎は、サタンから燐を守るために戦い、命を落とす。
獅郎の葬儀で、獅郎の友人にして「正十字騎士團」の祓魔師メフィスト・フェレスが、燐を殺しに現れる。そこで燐は、獅郎の仇であるサタンを倒すべく、祓魔師になることを宣言する。メフィストは燐を受け入れ、名門私立「正十字学園」に入学させた。燐は学園内に設けられた祓魔師養成機関「祓魔塾」へ入り、既に祓魔師として活動していた雪男の指導のもと、同じく祓魔師を志す仲間たちと共に学んでいく。引用 ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/青の祓魔師
悪魔vs人間のバトル漫画。刀や銃、使い魔、詠唱などを用いて戦います。
そのため、刀や銃、使い魔、詠唱などのバトルシーンが見たいという方におすすめです。
これは、主人公が「自分は生きていてもいいのか」,「自分は生まれてきてもよかったのか」という悩みと葛藤する物語。
また、主人公だけでなくその弟や仲間たちもそれぞれの悩みと葛藤し衝突し合います。
今現在、自分自身の存在に悩んでいる方は、主人公やその仲間たちの心情に共感する部分もあるかもしれませんね。
5,鬼滅の刃
週刊少年ジャンプで連載されている吾峠呼世晴さんの作品です。
現在は単行本が19巻出ています。アニメ化もされました。
あらすじ
時は大正。主人公・竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていた。炭治郎が家を空けたある日、家族は鬼に惨殺され、唯一生き残った妹・竈門禰豆子も鬼と化してしまう。禰豆子に襲われかけた炭治郎を救ったのは冨岡義勇と名乗る剣士だった。義勇は禰豆子を「退治」しようとするが、兄妹の絆が確かに残っていることに気付き剣を収める。
義勇の導きで「育手」鱗滝左近次の元を訪れた炭治郎は、禰豆子を人間に戻す方法を求め、鬼を追うため剣術の修行に身を費やす。2年後、炭治郎は命を賭けた最終関門である選別試験を経て、「鬼殺隊」に入隊する。引用 ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/鬼滅の刃
大正時代を舞台に、主人公が刀を用いて鬼と戦う物語。
家族とは何か、兄弟のあるべき姿とは何かなど、様々なことについて考えさせられる作品です。
家族愛が描かれている作品が好きな方におすすめ。
ただ、人が亡くなる場面がたくさんあります。
そのため、キャラクターが亡くなるのは嫌!という方にはおすすめしません。
この作品は、各キャラクターの生い立ちが魅力的です。
それぞれが己の過去に苦しみ向き合いながら、前に進んでいく姿が描かれています。
まとめ
今回はおすすめの人気バトル漫画を5つご紹介しました。
全部とても面白いです。
紹介した作品は全てアニメ化されているので、興味を持った方はアニメから入ってみるのもおすすめですよ。